作词 : Shibuya Yuta 作曲 : Shibuya Yuta 春の雨 僕らは 何もできないまま終わるんだ 其の場 凌ぎの話 季節が過ぎるのは早いね なるべくこのままいれるように 避けてきたんでね 口にかぎをかけて 分けるのは 今のことだけ 贅沢なんてできないよ 溶けない花の香 誘われて一人 言葉はなんて難しいのって分からないよ いつか片隅になるまで 触れてしまえば 戻れないきっと 晴れない心も雨のまま 何もかも遅い春のせい 風に揺られめいた花のせいだ 春の雨 僕らは 足りない傘を畳んで拭った そのうちにかかった雲 心は移ろいやすいね このまま嵐になって 僕らを閉じ込めといて 笑えるほど心って 思い通りにはならないね 何かを始める合図的な そんなことすら ありもしなかった 溢れてしまえば戻せないきっと 腫れたまぶたもあかいまま 何もかも遅い春のせい 風に揺られめいた花のせいだ 触れてしまえば 消えてしまえばそれまでの思い この季節はすでに君のために ぽかりと空けている僕のせい 風に揺られめいた髪がきれいだ 触れてしまえば 戻れないきっと 晴れない心も雨のまま 何もかも遅い春のせい 風に揺られめいた花のせいだ 消えない姿形がずっと この季節に閉じ込めている 何もかも遅い僕のせい 風に揺られめいた髪がきれいだ