もう一回 もう一回 重ねてくシンクロイド  波長を合わせ伝えたい声  初まりの歌に乗せて心解き放つビート空へ それは甘い砂糖菓子でもなく  ほろ苦いチョコでもなくて  ただ響いてる雨の音  心地よくてずっと霞めていた  聞こえてるかな錆びついた声が  リズムも合わないぎこちなくて悔しかったんだ  そんなぽんこつにあなたがくれた  不器用な気持ち包む歌を  私は今でも覚えてる もう一回 もう一回 近づいてシンクロイド  あなたに届く日まで歌うよ  初まりの歌はやがて高く舞い踊る彼方空へ ふたり歩き続け辿り着いた場所  それはとうに崩れ落ちた”永遠”の廃墟だった  今この この願いがもし届いてるのなら  またあなたにだけ 聞こえてるかな照りついた思いが  拍動を刻んだパルスが確かに見えていたんだ  あなたが私に残していった  不器用な形の8ビート  メロディをなぞるこの声 もう一回 もう一回 重ねてくシンクロイド  波長を合わせ伝えたい声  届いてるよね  おはようを今日も歌うぽんこつビートシンカー 何千年 何万年 煌めいてシンクロイド  二度と動かないあなたの笑顔を  今日も待ち続ける  完璧な共鳴の部屋 初まりのビートシンカー  ららら. どれだけ時間が経っても忘れないから  あなたの音と共鳴する初まりのビートシンカー