作词 : 日山 尚 作曲 : 霜月はるか 編曲:西坂恭平 (歌:霜月はるか 茶太 片霧烈火) 月:白い霧の深くに忘れられた王国 月:閉じ込められた姫は遠い蒼を夢見る 火茶: お伽噺のように 呪いの枷を解き 火茶:愛してくれる人が 茶:迎えに来る未来を 火:羽ばたいた(茶:思い繋いだ手紙)(月:歌声だけ) 火月:鳥に託して 茶月:見送った 火茶月:空の彼方 速く 遠く 高くへ 光の先へ 火:なくした言葉で 綴られた ひとつの願い 茶:なくした声が 響き渡るたったひとつの願い 月:なくした声が響き渡る ひとつの奇跡が 火:いつかはまた廻り逢えると信じて 茶:いつかはまた廻り 逢えるならば 月:いつかはまた廻り逢えると信じて 火:壊れた 水晶の 影は微笑み 茶:壊れた 水晶の 微笑みさえ 月:届かない 人影は微笑み 火:閉ざされた 湖に 沈んだ世界で 目覚める 茶:閉ざされた 湖に 眠り姫は 目覚める 月:歪んだ時を越えれば 沈んだ世界で 目覚める 火:かつて災厄を呼び忌み嫌われた魔女を 火:探す魔術師(おとこ)はやがて亡国へ辿り着く 茶月:霧の晴れた廃墟で白い花に囲まれ 茶月:怯える少女だけが 月:彼の目に焼き付いた 月:「わたしに触らないで」(茶:見過ごせば)(火:千年もの) 火茶:罪になろうか 火月:躊躇った 火茶月:その刹那に 深く その手は 黒く 火茶月:呪いに染まる 火:生まれた愛が 幻でも 奪えないけれど 茶:生まれた思いも哀しみも 奪えないはず 月:生まれた愛が 幻でも 誰も奪えないはず 火:何故か君は 終わる世界を願った 茶:何故かまた 終わる世界を願った 月:何故か君は 終わることを祈り 火:苦しまず その永い夜から 茶:幾度も 繰り返した 永い夜から 月:幾度も 繰り返した 夜と共に 火:救われると云うのなら… 茶:息を止めて 月:わたしを消して 火:なくしたものが 茶: 幻でも 月:禁じられたとしても 火:いつかはまた 鳥は 空を 歌う 茶:いつかはまた 廻り逢えると信じて 月:いつか また 廻り逢えると信じて 火:壊れた 水晶の 微笑みさえ 茶:手放した 人影は微笑み 月:壊れた 水晶の 影は微笑み 火:朽ちてゆく 静寂に 眠り姫は 目覚める 茶:歪んだ時を越えれば 沈んだ世界で 目覚める 月:朽ちてゆく 静寂に 沈んだ世界で 目覚める