作词 : 日山尚 作曲 : 霜月はるか 唄:織田かおり/霜月はるか (織)薄れゆく記憶を/(霜)月灯りに 紡ぎ出す糸車/巻き戻せば 蘇る過去の私/懐かしい 今はなき家の扉を叩く/家の扉を叩く (織)誰かが描いた為の絵画(ものがたり)よりも 天空(そら)の諸島(しま)に憧れた君 生死の境を彷徨う 小さな身体が 咳の病に耐えうる 最期の夜に (織)ただ私は願う 君が望むこと 理想(ゆめ)を叶えるLip-Auraに 祈りを託した あの白い雲の彼方 君が見たい景色 苦しまず眠れるように 部屋(ここ)に映して (霜)Ir o Aura, Lip-Aura.(私は花、 リプアラ) Ir dix qules thia.(私はより強い想いを求めます) (織)昏い瞳の中に映り込む その影は/(霜)Sef wa-o neg li qules Sef.(光がより強い光によって打ち消されてしまうように) 何処か遠く忘れてきた 昔の君と私の姿/Tu o i Ir ol dir?(これが自分の運命なのだろうか?) 世界を暗闇に染める恨み言を/"Ir nen dix ir celf Ecliss o zet!."(「独りで死の都市に落ちたくない!」) 繰り返して叫んだ…… (織)弾かれて走り出した 襲いかかる刃を躱して/(霜)突きつけられた刃は 全てを呪うだけの幼い声色/殺意孕み 真実の想い 逃れる場所の無いことを悟り 私の剣が/生きる命を羨み もう一人の私の首を狙い/壊したいと 刎ね上げた/魂(こころ)が求めた (織)痺れた指先と爪に食い込む血潮 足元に崩れたのは「私」でない君の肢体 (織)この手にかけた花想(せかい)は/(霜)その手にかけた世界は 君の本当の理想(ゆめ) /彼の本当の理想 誰も隠したい魂(こころ)を/奥に隠された魂(こころ)を 残酷に曝いた/斬り曝いた (織)涙枯らして泣いても/(霜)涙枯らして泣いても 謝罪(ことば)などは届かず/謝罪(ことば)などは届かず 蒼い花は散り急ぐ/蒼い花は散り急ぐ 現実を残して/ただ残して (織)死の都市へ滅んだ/(霜)あの月の下 君はもう答えない/糸車が回る・・・