宇宙に馳せた希望に 相反する不可思議たち 事象の地平の向こう側に 誰か連れてって 思い描く加速度 重力は崩壊寸前 観測値の針が揺らぐ 質量の海に溺れ 辿り着くのは 見慣れた天井で いつも同じ答えに 帰結するけれど 思考はプラックホール ショート一歩手前の理論 方程式じや解けない 謎が多すぎて 星よ、月よ、人よ どうしてそこに在るのだろう 求める幸せが 私が生きる意味そのもの 満ちて欠ける議論は 特異点に巻き戻され 局地的湧き上がった 新説を嘲笑うよ 見果てぬ未来 量子のもつれのよう どこから私は来て どこへ行くのだろう 何者でもなくて 仮説ーっ紐解けない 引力に逆らえない 物質の一つ 街は幾何学模様 体系を成しそこに居る 生を享受しよう 私は構成物だから ああ目を開いたら いつもの天井で いつものまた答えに 帰結していく 思考はプラックホール ショート一歩手前の理論 方程式じや解けない 謎が多すぎて 星よ、月よ、人よ どうしてそこに在るのだろう 求める幸せが 私が生きる理由 私は宇宙の一部なのだから