凹凸の無いサンダルの底、雨に濡れた街の床で滑った 誰もいないのに視線は確かにわたしを熱く刺していた 蓋をきつくしめすぎて本当の言葉がわからない 不自然が自然になってしまうなあ。 全部君と話すための口実で 嘘に成らないよう恰好をつけてしまう... もっと表面的なことだけでいい、 溢れだしそうなことだけでいい。 いつまでも越えられない壁に悩んでいないで 他の道、生きかたがあるよって 望んでないこと聞き飽きてさ 正解はもう悪者扱い 水をやるように傷を愛されるのは苦手なんだ ずっと蕾のまま消えてしまうとしても だから誰も知らない日々の事、 わたしはたくさん見つけていきたい そっと胸の奥の戸惑いの前に立って、 お辞儀をしてキスをしよう。 これが夢でも誰にも言わないよ 他の事は忘れてたら? いい加減な言葉もたまにはいいじゃない これっぽっちの惰性、思い出にしよう さあ深く目を閉じて ねえいつもあなたの傍に 溢れている愛を知ってほしいんだ 今はただ君のことだけを想って眠りから覚めたい それはわたしの思う最高の朝で、 できたら君もそう思ってほしい。 君が思うよりもずっと君を必要にしていたい...