[00:36.28]夜の 帳 下りて [00:37.25]月が舞台 照らす [00:38.06]私は一人踊るの [00:40.47]これは影の 叙事詩 誰も知らぬ 物語 [00:42.20]語られることなき 記憶 [00:47.67]今宵 拝跪す 地の 徒が為 [00:55.26]龍刻 縛す [00:58.49]意思の暗闇 深淵く根を張り [01:02.41]閉ざされた森の中 息 潜め待つ [01:09.62]絡まる 蔦 断ち 楔外る [01:16.92]意味を知りて [01:20.93]茨草喰い込む 身体抱き 昇る [01:22.03]災う力 解けせど [01:24.44]遠く龍 啼く空 届かぬ声 重ね [01:26.35]いつか 碧空に帰らん [01:41.36]此の 身体回紆す 血の軌跡を准り [01:49.40]蠢く其の鼓動は [01:52.91]深淵くへ潜み [01:55.79]私の中で彼方 息 潜め待つ [02:02.93]戒められし 身体羨望む [02:10.50]意思の宿命 [02:14.53]暗き泉の淵 月が水面 [02:15.37]照らす 私の姿映るわ 今宵 [02:18.28]流れるのは 誰も知らぬ 円舞曲 [02:20.44]歌われることなき旋律 [02:23.84]原始の記憶 誘う 彼の地を 想い [02:32.94]煌く星達 彩る 天空は遠く [02:46.24]龍 啼く箱庭の中 [02:49.80]吐息は 灼熱の 焔を 喚びて [02:57.16]深き森の 最奥で 独り 彷徨う日々 [02:59.22]道標は見えると信じて [03:00.99]翼の 戒 秘められし存在 [03:02.71]制し空へ帰らんと [03:04.73]双頭の龍舞う 遥かなる 彼の地は [03:06.22]古より変わらずに [03:08.29]月が紅く染まる 約束の 其の日を [03:10.21]恋 焦がれ焼けた涙 頬ほほを伝い 堕ちる [03:12.20]茨草喰い込む 身体抱き 昇る [03:13.75]災う力 解けせど [03:15.52]遠く龍 啼く空 届かぬ声 重ね [03:17.52]いつか 碧空に帰る日 想い 祈る