風船が 浮かんでいる 二人の間に 浮かんでいる ちくちく いじめてみたり ときどき いとおしく 見つめてみたり どうか われないように どうか いつまでも 晴れの日も 雨の日も ふわり ふわり ときには 屋根の上 ときには すぐとなりで 何もないようにただ 身を まかせている いつかくる 大きな風を待って ぼくらを仱护[01:26.62 風船が ふくらむのは 二人のきもち やさしいきもち さみしげに しぼんでいるのは かなしい言葉を ふきこんだから どうか われないように どうか いつまでも 晴れの日も 雨の日も ふわり ふわり ほんの少しだけの わかりあえること そんな もろいものたちが つまっている 二人で はじめた ことを みんな ゆっくり 育てよう 花が 咲くまで はなれることは