夢から覚めたばかりの赤ん坊 ねえ 君はいつか旅立っていくのだろう 雲ひとつない空を駆け抜けていった 雲雀をふと思い出した あの日はパパのお休み日曜日 ねえ今日はドコへ連れてってくれるの 小さな手でつかんだその腕は 石みたいにゴツゴツしてた 季節は過ぎ行く 気づかないまま 雨に打たれて 風に流されても 強い意志を胸にはばたけ 肩に抱かれた僕にはその言葉の意味がわからなかった 夜更けの帰り道 君の寝顔 浮かんで ちょっと早歩きに変わる ぬくもり 感じることで 僕らはやがて 何かを築き上げるだろう 幸せの形 空を見上げた 雨に打たれて 風に流されても 強い意志を胸にはばたけ 悲しい時は君の隣でいつも一緒に 泣いてあげるから この道はまだ始まりの途中 明日も陽はまた昇るだろう どんな時でも僕らは笑顔を忘れない 光の中へ 光の中へ