青ざめた 夜明(あ)けの中で 降り注(そそ)ぐ 哀しい粒子(りゅうし) 人は皆 悪夢(あくむ)に酔って 幻想(げんそう)も 予言(よげん)もない 静かに眠った あなたの傷跡(きずあと) 祈りの言葉で 癒(いや)そう 石碑(せきひ)に刻(きざ)んだ 言葉を何度も 繰り返す詩(うた)が 星になり 朝日に消えていく 運命の 扉(とびら)を守り 哀しみの 種(たね)を刈(か)っても 混乱(こんらん)に 時代は満ちて 誰一人 誇(ほこ)れないよ 再(ひたた)び出会って 笑いあえる日を 取り戻(もど)せるさと つぶやく けれども 何故だろう 涙があふれて 止められないまま 星になり それぞれ別れ行く 静かに眠った あなたの傷跡(きずあと) 祈りの言葉で 癒(いや)そう 石碑(せきひ)に刻(きざ)んだ 言葉を何度も 繰り返す詩(うた)が 星になり 朝日に消えていく