君といた夏の世界を 今日ちょっとだけ思い出してしまったよ すぐに切り取られて消えたから 僕にしか思い出せない世界なのかな ある日君は風鈴を飾った 白い夏の腕が氷を鳴らすのさ ラララ そんな夏の色が 僕の心を塗り潰してしまったじゃないか そして僕をさらうような 何かを言いたげな風の匂いで 世界が絡まった 日々を最初からなぞるうち 何もかも思い出せると気づいてしまうかな ある日君は言葉を繕った 白い夏の嘘が氷を汚すのさ ラララ そんな夏の色は すぐに誰かが塗り潰してくれると信じてた けれだ夜に這い出した どこかが痛むような胸のざわめきで 世界が満たされた あぁ 夏の始まりに僕は こぼれそうで 溺れかけている ラララ そんな夏の色が 僕の心を塗り潰してしまったじゃないか そして僕をさらうような 何かを言いたげな風の匂いで 世界が絡まった