[00:46.011]再開発進む街 隣のアベニューは [00:55.384]砂塵に褪せて [01:04.566]灰色に燻った 温い旋風が [01:14.006]うねりただ 通り抜けてゆく [01:22.259]かつての面影残すビル 七年越しに [01:31.911]懐かしさ不意にこみ上げ 足向けてみたの [01:40.864]いつか入り口に置いてきた 遠い日の約束 [01:50.740]もう一度 確認したくて [02:00.567]必然だと思ってた 全ての風景は [02:09.715]蒼く色付く記憶の レトリックね [02:18.991]随分と長いこと シャッター下りたままの [02:28.634]うらぶれた本屋の入り口で [02:36.938]渡しそびれた時計取り出し 右肩小さな螺子 [02:46.470]逆さにゆっくりと巻いてみるけれど [02:55.531]瞼の裏描き出すのは 君の居ないバス停と [03:05.289]背もたれ外れたベンチだけ [03:52.299]分離帯 植え込みの緑 眩し過ぎて [04:01.682]少し気後れする私を [04:11.117]日陰に咲く蛇苺 何か言いたそうに [04:20.506]じっと見ている気がした [04:28.636]変わり行くものは変わらないものを やがて飲み込んで [04:38.366]さも必然というように得意顔 [04:47.218]私たちの帰るべき 温かな明かりもまた [04:57.061]いつかそこが居場所になる日が来るとしても [05:05.839]失われて忘れ去られる [05:10.957]泡沫の夢のランプ [05:15.651]時々は何処かに 燈すの