[lr:tzk] [co:tzk] [ag:mejibray] [00:00.00]あの日君が教えてくれた [00:08.78]生きる意味 笑い方 在るべき日々を… [00:16.47]あの日君が教えてくれた [00:24.90]目を背けてしまった…ごめんね [00:34.90](2007年4月、この現実から目を背け、僕は独り消え去ろうとした。 [00:43.71] 毎日止まぬ吐き気、頭痛、時間だけが過ぎてゆき喪失感が纏わりついた [00:53.71]君の言葉に首を振る事で君を苦しませていた事もわからず [01:01.65] ただ膝を抱えていたんだ。) [01:05.74]白いベッド、白い部屋…見知らぬ窓 [01:13.68] 僕を覗き込んだ…君 [01:21.93]ただ笑って見せた君の頬は静かに濡れてゆく [01:37.99]管の刺さる腕と痛む身体 [01:45.93] 僕は少し目を閉じ振り返る [01:53.99]「良かった」と笑う君を見つめ静かに首を振る [02:09.40]4月の晴れた日に君が飾った [02:17.18] その花の意味もわからない [02:24.75]「また来るね」と言って君は [02:32.81]静かに僕にキスをした [02:40.87] あの日君が教えてくれた [02:48.93]生きる意味 笑い方 在るべき日々を… [02:56.56]あの日君が教えてくれた [03:05.18]目を背けてしまった…ごめんね [03:30.03]君に会いたいと願ったまま [03:37.90]時計の針は僕を見放す [03:46.02]君からもらった最後のメール [03:52.21]「心配させないでよ…」 [04:02.52] 君には嫌われてしまったのだろう [04:09.84]爪を噛む癖も変わらぬ…僕 [04:17.90]ひと月が過ぎて見知らぬコール [04:24.34]時間は無に染まった… [04:33.46]4月の雨の日に君へ送った [04:41.03] あのコールの意味もわからない [04:49.21]「また来てね」と言えない僕は [04:56.96]静かに独りシーツを被る [06:09.00] あの日君が教えてくれた [06:16.99]生きる意味 笑い方 在るべき日々を… [06:24.56]あの日君のママが言った [06:33.06]「あの子は眠りについた」 [06:40.74]あの日君が教えてくれた [06:48.93]生きる意味 笑い方 在るべき日々を… [06:56.62]あの日君が教えてくれた [07:04.99]目を背けてしまった… [07:13.08]あの日君が教えてくれた [07:20.99]自分の事 家族の事 これからの事 [07:28.37]あの日君が教えてくれた [07:37.06]目を背けてしまった… [07:45.40]君が眠りにつく石の前で [07:53.06]僕は立ち尽くした [08:01.06]君へ送る花は皮肉を込めた [08:08.91] あの日の花にした… [08:16.23]「また会えるよね?」 [08:19.41](あれから5年と少しが経って、僕はまだ生きている [08:25.98]生きる意味、在るべき意味…まだ僕には理解できそうにもないけれど [08:34.10] こうして生きられているという事が「意味」になるんじゃないかな? [08:39.60]なんて考えられるようにもなったんだ。 [08:42.85] 僕は今日まで君のように生きられていただろうか? [08:48.10] 沢山の皮肉を君へ…)