うつむきかけたキミの後ろ姿の 肩を叩いて勇気づけられるのは 誰もいないという現実 「当たり前」というセリフが テレビから今聞こえてきたよ ハリウッドでしかありえないヒーローが 生まれ変わる ありふれたシーンが過ぎ去って行く ボクはキミを迎えに行こうと思いつく 赤い夕日を覆い隠そうとする 分厚く黒い雨雲がやってくる 夕立かな、憂鬱だな 避けられない 恵みの雨 テレビではヒーローが空を飛ぶ 窓の外 カラスが空を飛ぶ ボクは 今 キミを迎えに行こうとしている 窓の外は分厚い雲に覆われている カサを1つだけ持ち 迎えにいくよ エンドロール見終わる前に キミのトコへ行くから 近道はしないで、 一歩ずつ歩いていくつもりだよ ヒーローじゃないボクは ヒロインじゃないキミのトコロへ ボクは 今 キミを迎えに行こうとしている ヒーローはヒロインを抱き 熱いキスのシーン カサをさせど無意味な程の雨が降る ボクは 今ドアを開け ゆっくりと歩き出す キミを迎えに キミのトコロへ もう近道はしないで キミを迎えに キミを迎えに LaLaLa... 終わり