中藍(なかあい)の空(そら)の下(した)でそよぐ風(かぜ)揺(ゆ)らぐ花(はな) 頬(ほほ)つたう涙(なみだ)の糸(いと) 溢(あふ)れだす満(み)ちれない日々(ひび)の寂(さび)しさ 抱(だ)き寄(よ)せてねえ…… 言葉(ことば)も無(な)く姿(すがた)も無(な)い 澄(す)み渡(わた)る香(かお)り寄(よ)り添(そ)う 褪(あ)せた想(おも)い深紅(しんく)に差(さ)して 甦(よみがえ)る今(いま) 癒(い)えない心(こころ)の傷(きず) 戸惑(とまど)い愛(あい)した傷(きず) もう二度(にど)と戻(もど)らぬ時(どき)風(かぜ)は凪(な)ぎ影(かげ)を搏(う)つ 包(つつ)み込(こ)む刹那(せつな)の香(か)に 紛(まぎ)らわすたゆたう想(おも)いの虚(むな)しさ 抱(だ)きしめてねえ…… 時(どき)を超(こ)えて空(そら)を超(こ)えて この香(かお)りがあなたでした 朽(く)ちた想(おも)い痛(いた)みさえ消(き)え 術(すべ)も無(な)くただ 言(い)えない夢幻(ゆめまぼろ)し 果(は)てない碧(あお)の香(かお)り 言葉(ことば)も無(な)く姿(すがた)も無(な)い この香(かお)りがあなたでした 褪(あ)せた想(おも)い深紅(しんく)に差(さ)して 甦(よみがえ)る今(いま) 時(どき)を超(こ)えて空(そら)を超(こ)えて 澄(す)み渡(わた)る香(かお)り寄(よ)り添(そ)う 朽(く)ちた想(おも)い痛(いた)みさえ消(き)え 術(すべ)も無(な)くただ もう二度(にど)と会(あ)えない人(ひと) 私(わたし)の愛(あい)した人(ひと)