キミが聴こえる 覚えてるかな 初めて逢った放課後 ピアノ弾くキミの背中に夕陽 眩しくて立ち尽くすアタシ 早いね もう3年 キミは何を見てた? 追いつけそうで追いつけない 深呼吸して仰ぐ空 アタシちっぽけ 風にキミが聴こえる アタシだけに優しく キミに誇れる自分でいたくて 頑張れた だからアリガト 泣きたい時 辛い時 目を閉じれば聴こえる あの日の風が あの時の夢が アタシは大丈夫 ホントはもっと話したいことがあった キミがいた場所から 遠ざかる雲 眺めてる 明日から独り 寒い春の廊下 窓を開けたけれど あの風は吹いてこない 静かに見送る アタシは少し変わった 何度でも何度でも 季節は巡るけれど キミがいたから強くなれたこと 永遠にキミは知らない 夕暮れが溶ける空 振り向かずに歩こう いつか誰より輝く自分を アタシは知っている 風にキミが聴こえる アタシだけに優しく キミに誇れる自分でいたくて 頑張れた だからアリガト ぎゅっと ぎゅっと抱きしめる 重ねた日々を胸に きっと明日は 晴れた空になる アタシは大丈夫 ~END~