巻(まき)貝(かい)の夢がたり 一つの波ごと 思い出呟くような海辺 更(さら)々と てのひらを 季節がこぼれる 砂(すな)の輝(かがや)きは彼方 そっと頬を寄(よ)せる もう一日だけ 此処に痛いから 伸(の)びやか 風のよに 電話をするわ 心に季節を持つ人は素敵 心に潮風 何時もそよがせて 彼方と私 絆結(きずなむす)んで 愛の距離は 何時も同じよ 穏やかに 夜のそば 彼方がいてくれ 星の言葉程 愛は 静か 潮騒が そんな日の 気配(はい)思い出(だ)す 彼方の人柄ふれて 愛の 深(ふか)さ知った もう一言だけ 声が聞きたくて 眠る前 夢の前 電話をするわ 幾つも季節を 彼方と越えたい 幾(い)つも季節を 愛で導いて 浮ついてない 彼方が好きよ 信じさせて 二人の旅路(たびじ) 心に季節を 持つ人は素敵 心に潮風 何時もそよがせて 離れていても 絆結んで 愛の距離は 何時も同じよ