[00:15.29]真昼の夢にうなされている様な 蒼白色の横顔うつし [00:29.99]見知らぬ此処に今立ち尽くしてる [00:37.23]深い眠りに言葉を隠したまま [00:52.98]二つ折の恋文 紋白蝶は彷徨う [01:06.82]風が月日捲るたびに 音もなく千切れた [01:23.10]「さようなら」 ひらひら 舞い下りて行く [01:43.61]自惚れを纏い夢の奥まで [01:58.37]泡沫の日々は遠く翳む [02:09.79] [02:28.20]溜め息だらけの蓮池の上 花に埋もれ湯舟を漕いだ [02:43.00]戸惑うばかりの無邪気さを乗せて [02:50.00]岸辺を離れ膨らむ月まで行く [03:05.99]微温湯に揺られて 莫迦な独り言を一つ [03:19.70]白糖の飛沫散らし 不機嫌に漂う [03:35.80]「さようなら」 ゆらゆら 浮かんで行く [03:56.42] 自惚れを纏い夢の奥まで [04:10.90]泡沫の日々を遠く翳む [04:26.36] 日本少年の夏が来た