荊に皮膚を裂かれて 華びら蹴散らしながら あなたを迎えに来たわ こんなの処に居たのね あぁやっと見つけたわ 可愛いあたしの坊や さぁもっと 側においで その顔を見せて もう逃げても無駄よ あなたの首に 鎖をつけましょう もう二度とあたしから 離れぬ様に ねぇ愛しい坊や 繋がったまま くちづけて その忌々しい記憶も 汚れた臭い蜜の味も 消してみせるわ このまま永遠に あたしに溺れてなさい 躰枯ち果てるまで 側に居るから さぁ跪くのよ 消えない傷をあげる 貴方のくびに はなれぬように