作词 : Junko Kudo 作曲 : Ma*To 彼女は窓を開けいつも祈ってた 真っ赤に咲き誇る花に囲まれて 遠い町へ行った子供たちを想っていた 安い酒の香りが夕闇に溶けだす頃 彼女の窓の下 行き交う靴音 マッチの赤い火が小さく揺らめいた 少女の頃には此処じゃない場所夢見てた 酔いどれたちの歌が風に紛れてゆく 若い日々は夢のよう 長い瞬きのよう 熱い胸のときめきも どんな強い命も 終わりがあることを知っていた いつか花も消えてゆく冷たい冬が来ることを 彼女の窓に降る静かな粉雪 彩る花もない白いプランター 初めて旅立つ 生まれたこの路地裏から 時の舟に運ばれ 永遠のその場所へと やがて幼いてのひらで 窓がまた開かれる・・・・・・ いつも夢は繰り返す 水の煌きのよう 淡い胸の憬れも 流れ去ってく日々も 終わりが無いことを知っていた いつか花が溢れだす輝く春が来ることを