一瞬だけの真空が 作るほろ苦い記憶の中で 美しいカタチで 落ちる琥珀色の雫みたいに 無重力の中で君の重みだけ 感じられるならそれでいいから サテライトの矛盾がふたりを近づける 気圧の低下だって関係ない 壊れる寸前でとどめてくれたら 君の疑問だって飲み干すから 沈む有機体の欠片追いかけて 回るみたいだ 無重力の淵で君を浮かばせて 笑ってくれたらそれでいいから パラダイムの弊害でふたりは遠ざかる 普遍の感情なんて関係ない 離れる感覚で教えてくれたら 君の思想ごと抱きしめるから サテライトの矛盾がふたりを近づける 気圧の低下だって関係ない 壊れる寸前でとどめてくれたら 君の疑問だって飲み干すから