息が触れるくらいの静けさに 救われたさばかりの愛が枯れ 涙を隠すような長い髪で 見えていたはずの貴方さえ 朝靄に消える 数えきれる花の色なんて  そうはなくて 君がまだ知らぬ色の景色も  雨粒のように solo…… 優しさを絶えずくれる貴方とは まだ不釣り合いと  そう思った 不意の手紙に泣くように  涙は隠しても 肩が震えている 風が運ぶ君の言葉に動かされて また知らない景色を探しに  目を閉じてみる この花揺らす風に誘われ 赤いドレスの笑顔 油絵のような原色の世界 混ざり合う風景がよく似合うあなた この花揺らす風に誘われ 君の忘れた笑顔 滲みだす愛と欲望の世界 震える肩に手を伸ばす この花燃える世界に生まれ 君と絵を描いていこう 許された範囲だけを生きていくなら この筆で塗り足してあげよう