冷たい雨が頬を濡らしても 花びらに落ちた滴が君と重なって それが光と呼べるモノならば 輝きは色あせないね どんなに汚されたって ああ、消えたいって思うこと これきりじゃない悲しい記憶 消せないように 涙こらえた瞳の奥に 何よりもキレイな光をあつめて 雲の向こうに歩いてゆこう 雨の後には虹が架かる 耳をすませば 聴こえてる 捨てたもんじゃないって そっと心が叱る この手を取って 埃をたたけば 君にも見えるはず 今日が 昨日とは違う今だと ああ、ひとつの傷だけで 立ち止まるような 華奢な期待 ここに捨てて 誰もがみんな希望の橋を 心で描いてる 暗闇の中で 雨があがれば空にかかる 夢を信じて 歩いてゆこう 声を枯らして 叫び続けても もがき続けてただ報われない 手に取れそうな 届かないような その光が答えだ 頬を濡らした雨の滴は ひとすじの輝き おびえなくていい 誰もがみんな虹を観るために 生きている 凍えた暗闇の中で 雨があがれば 空にかかる 夢を信じて 歩いてゆこう 夢だけを信じ 歩いてゆこう