都会の雨は やさしく降るね 嘆きのように 胸に染み込むね ホテルの窓に 帳が下りて 夜景も冷めて やけにせつないね にじむライトが 涙と流れ 瞳の影を 濡らし続けるね あなたの皮膚に しずくが落ちて 言葉もなくて 終わりかけてるね 街のネオンが またたきながら 別れの唄を 想い出させるね 長引く恋が 嫌いだなんて 一人の夜も 好きじゃないくせに 雨のリズムが 涙にあわせ 別れの唄は あまくせつなくね