真っ赤なTomboは 真っ赤な血の色 動脈の赫色 Tomboが飛んでいる 夕方 売春婦は客を待ってた Tomboに笑いかけながら 首に浮き出る動脈が 夕暮れ時にとても優しい 真っ赤な夕方 Tomboが笑った 路地裏誰も居ない ただ一人客を待ってた 女は笑いながら ただ待っている ただ一人待っている 季節と季節の変わり目に 恋をする少女だったときもあった