[00:08.07] [00:31.13]優しい陽射し 柔らかな鳥の声 [00:41.01]空っぽになる あなたの愛した間取り [00:51.24]剥がれ落ちた ペンキの細かな屑 [01:01.21]ふたつ買った染みのついた皿 [01:10.71]馴染んだそのすべての遊び道具を [01:17.22]固く縛り蓋をした [01:21.98]広く蘇る部屋 [01:26.67]嘘みたいに明るい [01:32.52]ライオン [01:34.92]詰くなった檻から出ていくふたり [01:42.72]ずっと同じように笑っているだろうか [01:52.19] [02:00.56]古い写真 今よりわたしは細く [02:10.02]顔の皺も 目蓋の厚さも違う [02:20.80]あなたの方は 腰に届くような髪 [02:30.62]琥珀色のたてがみに見えた [02:40.10]鋭いその視線の裏に潜む [02:46.66]孤独な日々の営みを [02:51.64]わたしという絵具で [02:56.19]塗り潰せると思った [03:01.83]ライオン [03:04.31]詰くなった檻から出ていくふたり [03:12.11]また似てる人を探してしまうだろうか [03:20.49] [03:42.74]ライオン [03:44.86]詰くなった檻から出ていくふたり [03:52.98]もう何処に居てもわたしを捜さないで [04:00.93]ライオン [04:03.27]詰くなった檻からあなたを放そう [04:10.87]ずっと同じように笑っているだろうか [04:21.86] [04:30.54] [04:46.53]终わり