太陽はもう目覚めやしない 餓えた獣の猛りは無感動に闇に呑まれてる 君が浮かべた赤い気球に イカサマな夢 颯爽とキメ込んで飛べると思った 抗うほど かなしい眩暈を喰らい 倒れる すかしてみせろ そう滑稽に 踊れないなら突っ込めばいいさと 俺を試すなら 荒廃続く砦の何もかもを さあその手で汚しておくれ 冒涜の果てに 錆び付いてきた俺の刃は まともじゃないと 煽りに裁かれ萎びてゆくけど 代用品にキリはないだろう ならば手にしたたったひとつを愛でて 変われぬなら ボーダーラインちぎっていくだけ その胸で途絶えた野望が吹き返すまでに シュリー 俺はいくつの砂絵を描いてやれるだろう さあその手で汚しておくれ 光を奏でるまで