[ti:銀猫] [ar:天野月] [al:Meg & Lion] [00:00.000]逸らさず見ていてよ [00:05.210]わたしの写真が灰になるまで [00:09.840]喉が焼けて掠れるまで [00:13.790]シャッター切って死なせて [00:31.210] [00:34.260]氷張りの家 [00:38.310]燃る暖炉 息を吹いた [00:43.200]まだ火は消えない かすかに音を立てる [00:51.420] [00:52.110]何を燃やそう [00:55.180]カーテンも花も跡形もない [01:00.880]冷えた四肢 [01:05.380]重ねて寄せるだけじゃ足りない [01:09.260] [01:09.880]逸らさず見ていてよ [01:14.000]わたしの写真が灰になるまで [01:18.710]過去と今をゼロに戻し [01:22.670]わたしをわたしで葬る [01:27.640]あなたを温めて [01:31.790]埃に塗れた銀色の猫 [01:36.520]喉が焼けて掠れるまで [01:40.500]シャッター切って死なせて [01:50.990] [01:52.510]あなたの写したわたしは [01:56.730]白くはにかんでる [02:01.160]まだ何色へと染まるのかさえ知らず [02:09.230] [02:09.940]炎の中 [02:13.190]捩れる顔が浮かんできえる [02:18.840]窪み落ちた記憶の言葉 [02:24.840]放り投げては [02:27.000] [02:27.720]逸らさず見ていてよ [02:31.800]わたしの写真が灰になるまで [02:36.480]開いた穴を塞ぐように [02:40.530]わたしはダイヤを葬る [02:45.490]あなたを温めて [02:50.020]埃に塗れた銀色の猫 [02:54.320]身体中に刻みつけた [02:58.470]刻印ごと愛して [03:09.330] [03:18.920]すべて燃やそう [03:21.950]あなたの頬を照らせるように [03:27.730]立ち上った [03:31.050]煙や煤が目にしみても [03:36.310] [03:37.750]逸らさず見ていてよ [03:42.020]わたしの写真が灰になるまで [03:46.590]過去と今をゼロに戻し [03:50.560]わたしをわたしで葬る [03:55.480]あなたを温めて [03:59.870]埃に塗れた銀色の猫 [04:04.270]喉が焼けて掠れるまで [04:08.380]シャッター切って死なせて [04:14.320]