[00:00.00] 作词 : ∶少女病 [00:07.190]「幾つもの国々を見て回る旅を続ける [00:11.770]どこか影のある憂いを背負った青年。 [00:15.390]黒衣の青年は、不死なる魔女の一人、 [00:19.300]アイリーンの影響下にある街を睥睨していた [00:24.230]疲弊する 寒々しい雑踏 [00:31.250]酷く重苦しい街は 夜に蝕まれ [00:38.570]歪に滲んだ 粛清に風はさざめき [00:45.630]幻想に終止符を刻んだ無辺の爛れた闇 [00:54.000]風説の真偽など荒廃した [01:00.790]この風景をみたなら 疑うこともできはしない [01:08.020]キミの名をその欠片を [01:11.810]白夜の果てにまで連れていこう [01:15.390]どこにもそんな場所はないのだとわかっていても [01:22.790]罅割れたその欠片に 虚勢ではない無傷の姿を [01:30.310]いつか示し探そう 未来の物語―――― [01:50.900]忘れえぬ あの日起きた過ち [01:57.960]大切な絆 存在を失った過去 [02:05.470]その影は重く 今は絆というモノに [02:12.390]途方もない憧れ 抱きながら踏み出せずにいた [02:20.700]他人との距離を置き 関わらない [02:27.240]それは逃げでしかないと 自責の念を内に秘めて [02:34.490]『キミならばどう言うだろう [02:38.510]そんなことばかりを考えては [02:42.150]成長しない自分に 嘆息し拳を握る [02:49.500]隔たれた星の欠片 [02:53.290]孤高の旅路に終わりは見えず [02:57.010]空虚に巡り彷徨う、そんな物語―――― [03:04.480]「この国から得るものは何もないと [03:08.140]旅を急ごうとする青年。 [03:10.280]そんなとき、魔女が黒狼という種族の動物達を捕らえ [03:15.210]無理矢理に使役しているという話を耳にしてしまう [03:28.720]熱量が奥底から 膨れ上がるようなその感覚 [03:35.650]どこにもそんな感情はないのだと思ってたのに [03:43.190]罅割れたこの心を 虚勢でしかない傷ついた瞳を [03:50.430]今は隠して踏み出そう 闇を屠り [03:56.390]かつての親友の遺品 黒狼の牙での首飾り【collier】 [04:04.110]俯き握り締めて 切り拓くは未来の物語―――― [04:11.500]「孤高の旅を続けるその黒衣の放浪者の名は、ルクセイン [04:16.740]その眼光はまるで獣の牙のように鋭く [04:20.800]過去を恨みながら、遠く先を見据えて [04:24.860]「もう道を違えることはしない。俺は