[00:00.00] 作曲 : ピクセルビー [00:00.333] 作词 : 少女病 [00:01.00]「少女は悠久に沈んで」 [00:04.00]Lyrics:少女病 [00:06.00]Compose&Arrange:ピクセルビー [00:10.00]Vocal:Mitsuki [00:12.00]Voices:丹下桜、子安武人 [00:16.00] [00:20.88]どこか浮遊する感覚 落ち着かなくて [00:29.81]居心地は悪くないのに なぜか疲労感じた [00:38.22] [00:38.45]得体のしれない仮面を被った 異様な視線 [00:47.32] [00:47.73]It circulates infinitely [00:51.35]未完の透明色彩 [00:56.69]これは通過儀礼だと 仮面の彼女達は、謳った [01:05.06] [01:05.28]どうしてここにいて どうしたら出られるのかを識りたかった [01:14.28]彼女達がここに辿りつき住まう理由 物語の鍵──── [01:24.52] [01:33.50]「ようこそ、儚げなお嬢さん。道に迷っておいでですか? [01:39.59]ここは告解の館。私は執事を務めております。 [01:43.89]名前ですか?ふふっ、嫌ですね。私の名前は [01:48.42]あなたの頭の中に強くあるはず。 [01:50.96]そんなに怯えずついてきてください。 [01:53.87]さあ、世界の果てまで……いえ、違いました。 [01:58.08]館の中をご案内して差し上げましょう!」 [02:00.16] [02:00.85] [02:01.61]執事だと自称するのは ここで唯一 [02:10.68]素顔晒して悠然と 一礼する青年 [02:19.09] [02:19.40]不自然なほどに馴れ馴れしいのが 不気味だった [02:28.18] [02:28.70]It circulates infinitely [02:32.27]不快な感情の揺れ [02:37.60]なぜか強い嫌悪感覚える 彼女達の存在 [02:45.96] [02:46.29]執事に連れられて 仮面の住人達にも聞いて回る [02:55.13]あなたたちは誰? ここを出る術はないの? [03:02.00]ねえ、私はなぜ────? [03:05.71] [03:22.49]彼女達はやがて、緩やかに語り始めた。物語を…… [03:31.06]幾多の悲劇譚 そして春のような安寧──── [03:39.98] [03:40.39]It circulates infinitely [03:44.02]交互に傾き揺れる [03:49.39]仮面越しの ah... 瞳は 静かに瞬く同じ色彩で [03:57.90] [03:58.15]なんでここにいて どうしたら出られるかを識りたかった [04:06.95]けれど語られ続ける物語になぜか ah... 引き込まれて…… [04:17.62] [04:18.50] [04:18.86]「あなたは、いつだってここから出られるはずなのですよ。 [04:23.13]鍵は持っているのに、その瞳にはうつらないのですね」 [04:26.72] [04:27.99]『楽しげに語る執事。けれど少女に思い当たる節はなくて……。 [04:35.79]仮面をつけた館の住人達は、この場所に辿りつくまでの物語を語り続けた。 [04:42.28] [04:43.99]そこは告解の館。誰に償うのか?誰が償うのか? [04:52.66]壊れた砂時計から零れた砂。その一粒を拾い上げて……』 [04:57.96] [04:59.09]「さあ、参りましょう。悠久の砂の底へ────」 [05:04.23]終わり