作曲 : ピクセルビー 作词 : 少女病 忘れ去られた神聖四文字 Lyrics:少女病 Compose&Arrange:ピクセルビー Vocal:Mitsuki Voices:丹下桜 彩黒の夜明けの覚醒 遍く残る崩れた砂の欠片【Sands】 重く揺蕩う蝋燭の灯 青褪めた月の光【lys】 薄靄 霞んだ意識 両手に掬った灰色の詩 射抜かれた月 壊された空 重層化した虚像【Fantasy】 堆き声 偽りの傷 透過した可能性【lys】 時に囚われた、或る少女の残光... 物語の種子は芽生えた 無音に不穏に目醒めた 黒い煤を舞い上げ拾う 閉ざされたはずの幻想【lys】 傾く絵画に笑む 掬いきれぬ砂を溢して―――― 不可思議な場所 不可侵の扉 重層化した 幸福と不幸の連鎖【Fantasy】 狂い咲く生 共鳴の音 共存の光【lys】 狭間囚われた、或る少女の告解... 拒絶したその全てを 悠久の砂時計を戻して 導く 神聖四文字【Tetragramaton】 明瞭に謡う 今あの瞬間を 今その瞳で──── 射抜かれた月 壊された空 重層化した虚像【Fantasy】 堆き声 偽りの傷 透過した可能性【lys】 時に囚われて 凍りついた蒼茫 軋んだ仮面 不可侵の扉 重層化した 幸福と不幸の連鎖【Fantasy】 狂い散る死よ…… 共鳴の音 共存の光【lys】 狭間囚われた、或る少女の告解... 『少女が目を覚ますと、そこは閉ざされた館だった。 まるで時が止まっているかのような空間。 出口は不可視の力で固く閉ざされ、外に出ることは叶いそうにない。 館にいるのは、仮面でそれぞれの表情を覆った住人達。 幾つもの無遠慮な視線が、少女の華奢な体躯を撫でつける』 「救いなんて、いらない……」 『────呟いた声は、誰のものだっただろう?』 終わり