あの夏 あなたが眩しくて 目を閉じた あの海 あなたを目指して 平泳ぎした あの道 あなただけを想って 歩いたのに もう いない いない いない あなたひとりの1/2の朝 もう いけない いけない いけない わたしひとりの1/2の夜 あの指 わたしの髪を撫でてくれた あの手 わたしの手をあたためてくれた あの腕 わたしだけに向かって ひらいたのに もう いない いない いない あなたひとりの1/2の朝 もう いけない いけない いけない わたしひとりの1/2の夜 おわり