作曲 : suzumoku 作词 : suzumoku 止まぬざわめきに耐え切れず 思わず仰いだ狭い空に 君のカタチは現われずに 崩れて流れて消行く雲 様変わりした街に あの日を重ねてみても わずかにずれる二人の影に 切なくてまた俯いてしまう 気付かず速まる足音に 溜息を絡め夜明けを待つ 窓の隙間を散た三日月 救い出すこともできないまま 乾いた喉が痛む 右手がしびれている 取り留めなくにじむ涙を ごまかす言葉も見つからない 君と出会わなければ 苦しまずに済んだの? 違う違うと問いただして 無理矢理瞳を閉じる毎日 巻き戻せるのならと 偽りさえ装うけど 瞬きを繰り返す程に 思い出に溶ける君の笑顔 音もなく訪れた如月 あの日をただ優しく包んで