「珠ノ舟」 Lyrics: みとせのりこ Compose, Arrange: 弘田佳孝 Vocal, Chorus: みとせのりこ ひとつとせ ひとり 初(うい)の紅(べに)淡(あわ)く引(ひ)き ふたつとせ 深(ふか)い夜(よる)の中(なか)に漕(こ)ぎ出(で)づる みっつとせ 水(みず)の鏡(かがみ) よっつとせ 夜目(よめ)に映(うつ)る 花(はな)の燈籠(とうろう) ゆらりゆらり 珠(タマ)ノ舟(フネ) 琉璃翡翠(るりひすい)と飾(かざ)り立(た)てた くるりくるり 紅(あか)い花(はな) 落(お)ちて水面(みなも)に浮(う)かぶ 落(お)ちて水面(みなも)に浮(う)かぶ いつつとせ 幾重(いくえ) 重(かさ)なる裳裾(もすそ)重(おも)く むっつとせ 無垢(むく)の白絹(しらきぬ)の袖(そで)の雫(しずく) ななつとせ 波間(なみま)照(て)らす やっつとせ 闇夜(やみよ)渡(わた)る 天(あま)満(み)つる川(かわ) ゆらりゆらり 珠(タマ)ノ舟(フネ) 祈(いの)りの代(しろ) のせて運(はこ)ぶ くるりくるり 紅(あか)い花(はな) 落(お)ちて水面(みなも)に滲(にじ)む 落(お)ちて水面(みなも)に滲(にじ)む ここのつとせ 今宵(こよい)がため とおとせ 祝言(とむら)いの祝詞(うた)を捧(ささ)げよう ゆらりゆらり 魂(タマ)ノ舟(フネ) 光(ひか)る三日月(みかづき)の白刃(しらは)よ くるりくるり 紅(あか)い花(はな) 落(お)ちて水面(みなも)に消(き)えた 落(お)ちて水面(みなも)に消(き)えた 終わり