目の前立ちはだかった、底の見えない絶望は 恐怖に凍りつく、その身体に付き纏って 混乱を誘い出して、闇の淵へ引き込んで 永遠にその精神を、縛り続けていく 青天立ちはだかった、予測出来ない絶望は 疲れ力失う、その身体に付き纏って 常に目を離さないで、闇の淵へ飲み込んで 永遠にその精神を、蝕み離さずに 一筋零れる感情を思い出して、何もかも捨て去る覚悟は出来ているか 哀しみの果てに聴こえた福音は、諦めが掻き消した叫びを呼び覚ます 身震いするような祝福を受けて、生まれ変わる君は誰より美しくて 想像を覆した、声を奪う情景は 淡く抱いた希望まで容赦なく取り上げる 枯れるまで泣き叫んで、怒りが芽生え出したら 闇に隠れ潜んだ、正体は透け始める 悲鳴を上げていた感情を研ぎすまして、過去に終わり告げる覚悟は出来ているか 哀しみの果てに聴こえた福音は、諦めが掻き消した叫びを呼び覚ます 身震いするような祝福を受けて、生まれ変わる君は誰より美しくて 大地は鳴き声響かせ、非情な明日は二人をまた引き合わせていく 崩壊を越えて奏でる福音は、涙で見失った答えを呼び覚ます 眩いばかりの祝福を浴びて、生まれ変わる君は誰より愛おしくて