夕暮れのオリオン通りには 帰らない人の群れに 苛立ちの爪 磨く僕のリズム 自己主張の裏通りには 情けない財布の中身 十字屋を通り過ぎて 神社の階段を駆け上る 海へ行こう 夏が来る前に 君を誘い出して 海へ行こう 遙か遠い空の下へ 駅前のスタンドカレーは(放課後の) 最高のご馳走だね(僕たちの) 憂鬱な将来を少しだけ(少しだけ) 忘れさせてくれる 海へ行こう 夜が来る前に 君と二人小さなこの街を抜け出して 海へ行こう 遙か遠い空の下へ 海へ行こう このまま歩きながら オリオンを眺めて 眺めて... END