作词 : 平野肇 作曲 : 大田黒裕司 破り捨てた地図が 風に飛んだ 砂塵にまかれながら 過去へと消えた 目の前ににじむ ビルの群れは 行き場のないおまえの 心の翳 熱いままこぼれた 涙を 隠すことはない やがて陽が昇る 闇の向うから 抱えきれない 悲しみを 溶かしてゆく 遠い朝焼けに 夢が届くまで 遥かな想い その胸に 抱きしめてゆけ 燃えはじめた宇宙を 見上げている おまえは生まれたての 風のようさ めぐり逢う愛の 気配だけを 勇気に変えて今は 走ればいい 人知れず抱いてる 祈りが 声にならなくても やがて陽が昇る 闇の向うから 時はいつでも ゆるやかに 流れている 遠い朝焼けに 夢が届くまで 遥かな想い どこまでも 抱きしめてゆけ