ひらりと 桜の花びら 無数に舞い上がれ 空に たった一つの恋をなくした朝に 声も出せないまま泣いてた 鏡のように ただ凪いだ水面に 泣き腫らした瞳映って 噛み締めた唇 震える肩に 音も立てずに降る花びら 静けさをたたえて凪いだ水面に 花開く桜が映った そっ俯くと顔を上げたら 頬をかすめる花びらと 通り抜けてく風が景色を染めてく それは眩しいほど 輝いていた ひらひら 小さな花びら 空まで届けと散らした 見渡す限りの桜色が 生きる喜びを奏でるよ 朝日の中 一人佇んでいた 歩き出す合図を探して きっともうすぐだよ 胸の痛みも 戸惑いもほどけてゆくから 精いっぱい咲く姿が 立ち上がる力くれる 通り抜けてく風が景色を染めてく ずっと待っていた 春の息吹を てのひら 降り積もる桜 空まで届けと散らした 光に透かした桜色が 生きる一瞬を彩るように 舞い上がるよ 空の彼方 ひらひら 小さな花びら 空まで届けと散らした 見渡す限りの桜色が 生きる喜びを奏でるよ てのひら 降り積もる桜 空まで届けと散らした 光に透かした桜色が 生きる一瞬を彩るように lalala.... lalala....