急なカーブ越えたら 遠くに煌めく雨上がりの海と すれ違うバスの色褪せたblue あなたをもっと知りたくて 私を知って欲しくて でも素直になれなくて 窓を開けるふりで火照る頬を隠すだけ 前だけ見てる横顔が まるで夕凪のように 優し過ぎるから切なくて 胸の奥がぎゅっと痛くなる 今すぐに 本当のあなたに 今すぐに 本当の私に 触れてみなければ何も始まらないのだから 分かりたい あなたの孤独を 伝えたい 私のこの不安を 遠過ぎて言えない こんなにそばにいても 行く先さえ決めずに 踏み込むアクセル 潮風にまかせて ラジオから低く淋し気なblues あなたが好きだと言った 初めて聴くこのメロディ ただ心に刻んでは 私と出逢う前のあなたのこと想うだけ 時間や距離を越えるのが 恋だと知ってても たった5センチの距離でさえ 今はこんなにももどかしい いつだって 本当のあなたに いつだって 本当の私に 目を背けないでちゃんと 向き合って行くために 分かりたい あなたの孤独を 伝えたい 私のこの不安を 遠過ぎて見えない こんなにそばにいても おわり