お気に入りのコロンに 群がる蝶を見つめ 焦らすように ゆっくり足を組み替えて お決まりのセリフを告げるの 最上階のスカイラウンジで 『ティータイムはいかが?』 真っ赤に熟した果実のような 『貴方が欲しいの』 都会の闇を照らすネオンが あたしのことを もしも忘れてしまっても ビルの谷間に浮かんだ月は あなたのことも 決して忘れることなんてないわ タイト目なドレスから スラっと伸びた脚 大人びた言葉と赤い口紅が この世界のあたし どうかな? 黒い翼も大袈裟な従者も ここには要らない 赤より紅い夜をちょうだい ブラッディ・マリー 都会の闇に響く叫びは “愛想の悪いノイズ” に消えてしまうけど ビルの谷間に浮かんだ月は あなたの声が途切れた後も ずっと傍にいるわ 都会の闇を照らすネオンが あたしのことを もしも忘れてしまっても ビルの谷間に浮かんだ月は あなたのことも 決して忘れることなんてないわ