いつもの帰り道 止まない雨と 優しいメロディが僕を包み込む 懐かしさに少しよいしれて君を見た 変わらない いつもの君だった 「帰り道」 作曲∶Yuhei Miyazato/Izumi Nakasone あの時の僕はもう何も見えなくなっていて 笑う僕は君のいない日々の寂しさを紛らわす 前を向いて歩くけどなんだかぎこちなくて 振り返って君を探すけど もう僕は一人 戻れないあの頃の二人には  今ならばわかる事もあるのに 陽のあたる夕暮れに 何度も同じ話して 語り合った二人の夢は  褪せる事なく生き続ける きっとまた運命があるのなら  笑う君に出会える日が来るはず いつからだろう君の思いに  答えられず冷たい僕 向き合って気持ちを言えない自分が  僕らを過去に変えてしまったんだ 最後に言ってたね 君の気持ちを  ひとつの言葉も答えられない僕は サヨナラも目を見れず去っていった  あの日の夜に僕らは止まった 君が離れる最後の時まで僕は  君への気持ちに気付かない もう戻らない 気付いた時には姿はなく  ずっと支えてくれた君を思いだして  たまらなく寂しくなった 「ごめんね」って言えないあの時の僕が  今でもずっとずっと止まって消えない 今ならとは決して言わないけど  君にありがとうって言えるように いつもの帰り道 晴れ渡る空と 優しいメロディーが僕を包み込む あたらしい風に吹かれ僕は歩き出した 君に話した夢に向かって 【 おわり 】