生まれた时に仆には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある 生まれた时に仆は この小さな小さな体よりも ずっと大きな宝物を抱きしめて来た 右手には永远の未来 左手には无限の希望 心は透き通って爱は 果てしなく深く いつかしらぬ间に 仆の掌はこんなに いつか大きく育ったけれど 握りしめたものは何故か小さくしぼんでしまった 生まれた时に谁もが 抱きしめてきた宝物がある 使えば使うほどに增えてゆく不思议で大切なもの 右手には溢れる元气 左手には强い勇气 たった一度の人生 たった一度だけの いつかしらぬ间に 仆の掌は既に とても污れてしまったけれど あと少しだけほんの一寸だけ顽张ってみようかな 仮に来年の春に仆の 生命(いのち)が尽きると判っても その次の春に咲く花を 明日植えるように 生きてゆきたいと 生まれた时に仆には その小さな小さな掌に 大切そうに握りしめてきたものがある……