蝉時雨遥か すだれ越しに 水を打つ夏の夕暮れ 石が川面を跳ねるように ときめいた君を想って 陽炎がゆらめく街 この場所から遠く空を見て ああ君に会いたい 今すぐに声を聴きたい きらきら 夕焼けの中 微笑み投げて 望みを祈りに変えたら 一番大事な事忘れずに 輝いていて欲しいよ 早く会いたい たった一言 心から叫びたいよ きっといつかはめぐり逢い 結ばれると信じていたと 歩き出せばこの背中を 追いかけてついてきて欲しい ああ僕は君一人のためだけのひとりぼっちさ ひらひら 花びらの舞う春の午後には 祈りを誓いに変えるよ 二人で陽だまりの中 光あつめ やさしさを わかちあえるさ 一番大事な事忘れずに 輝いていて欲しいよ