[00:14.01]広(ひろ)い広(ひろ)い庭(にわ)たたずむ王様(おうさま) [00:26.85]誰(だれ)も助(たす)けには来(こ)ない [00:33.40]鳥篭(とりかご)の中(なか) [00:39.90]もうじき夜明(よあ)けけがやってくるのに [00:52.96]どうして私(わたし)の闇(やみ)は終(お)わらないだろう [01:06.09]鴉(からす)の告(つ)げる刻(とき) [01:12.46]独(ひと)り善(よ)がりの舞台(ぶたい)で [01:18.70][03:09.14]鉄線(てっせん)のこの塔(とう)の上(うえ)には [01:26.55][03:17.34]空(そら)と繋(つな)がる場所(ばしょ)がある [01:31.94][03:22.77][03:30.08]そんな気(き)がした [01:52.14]揺(ゆ)れる揺(ゆ)れる籠(かご)もがく小鳥(ことり)は [02:04.63]鍵(かぎ)の壊(こわ)し方(かた)なんて知(し)らずにいたから [02:17.57]とんな賛辞(さんじ)も どんな名誉(めいよ)も [02:30.60]この鍵穴(かぎあな)にはきっと おさまりはしない [02:43.91]届(とど)かぬ大空(おおぞら)に伸(の)ばした手(て)の 行(ゆ)く先(さき)は [02:56.18]叶(かな)うなら その鍵(かぎ)を与(あた)えて [03:04.33]胸(むね)を焦(こ)がしたあの空(そら)へ