あなたをこの腕の中に  抱きしめていられるのなら 大事なもの全部  集めて神様に  差し出してかまわない 鏡に見た歪んだ顔  こうして生きているんだと あなたに映ってる  僕という恋人は 理想なんかじゃなく  弱さで… 揺れないで心よ  そんなに強くない あなたを信じて  笑っているのはつらい 僕からゆっくり  消えてしまえばいい ここから  何も生まれないのなら 何だって僕が  選ぶものはいつも 早く魔法がとけて  しまうのだろう 迷子になった想い出を  宝箱にしようように あなたをひとつひとつ  僕から剥ぎ取って  鍵をかけてしまおう 耳に馴染んだその声を  こうして忘れてゆくのは 本当の願いでも  素晴らしい愛でもなく 僕であることの  叫びで… 泣かないで心よ  そんなに弱くない 誰かを信じて  笑ってみるのもいい それでも  もしもまた  恋をあきらめたら 今度は  僕が愛になればいい 何だって明日が  描く物語に 永遠はいつまでも  来ないのだろう 愛せる強さが欲しい 言葉ほど  うまくいかない 揺れないで心よ  そんなに強くない あなたを信じて  笑っているのはつらい 僕からゆっくり  消えてしまえばいい ここから  何も生まれないのなら 何だって僕が  選ぶものはいつも 早く魔法がとけて  しまうのだろう