さらば良き時代 友たちは一本のギターだった 五千円のフォークギター 誰もからかいはしなかった 僕の目は輝いていたから みすぼらしいジーンズセンスのない服 恥ずかしくても後ろめたくはない 誰にも何も言わせない ブルジョワとも胸張ってすれ違おう 確かに貧しかったけれど それがパワーだった 友たちはいつも君だった すっからかんの君だった 笑われても平気だった 僕たちは手をつないでいたから 貧しさにすさぶのはまだいいさ 豊かさにすさんでゆくより 小さな硬い果実になろう 醜く腐るのはやめようなぁ 二人してコンコンと咳をした 寒い道を歩いてた 時はゆきブルジョワの時代が来た 道のりは問題ではない 綺麗ごとを言っては生きられぬ いや、生き残れない 僕たちはどうしたらいいんだろう 小さな果実は潰される 僕たちの憧れはどこいった みつめてくれた人々はどこいった 僕の手には壊されたギターと 君の手の温もりだけ 時の中に消えてゆく思い出か さらば良き時代 さらば良き時代 さらば良き時代 さらば良き時代 さらば良き時代 さらば良き時代 さらば良き時代