掌から 伝う温度が切なく あの日の影 笑顔と ぼやけて見えなくなってく 例えいつか想い出になるとしても 貴方と居た 季節はまた 形を変えて巡るよ 照らし出す光が 昨日を映し出す あの日植えた向日葵が揺れている 夏の日の暑さが 頬を伝った何かを汗で 隠している 遠く離れるまで 言いたい事はまだ 何もかも全部声に出せないまま 湿った風の中 ひらり落ちた花を手に取って 集めていた 照らし出す光が 明日を映し出す あの日植えた向日葵が咲いていた 貴方が居なくても 手を離しても 確かな存在(いま)を感じられる 今なら言えるのに何故か言葉にならない 涙が溢れていた事に 気付いた