うつろう夢の中に漂うことが 心が紡ぎだした異界の記憶 ああ 一陣の風が 艶やかなる宴に誘い込む 茜色に染まる夕日が宵の訪れを奏で 霞舞う幻想 そっと包んでく 重ねた操る赤は水面もうつる紅葉 古の社まで季節を運んだ 遍く(あまねく)時をわたり 永久へと続く ああ 定めの契りが 断ち切れない 運命へ誘う(いざなう) 彼方に見える十六夜(いざよい) 潤んだ欠片はどこへ 降り注ぐ輝きは闇を隠してる あやかし八百万(やおよろず)まで 宴の中になごんで 僕達を繋いでる不思議な力で 色に染まる夕日が宵の訪れを奏で 霞舞う幻想 そっと包んでく 重ねた操る赤は水面もうつる紅葉 古の社まで季節を運んだ 幻想の彼方へ