いつもの通(とお)りに詞(ことば)を教(おし)えて わたしはそれらを唄(うた)へと変(か)えよう 妄想(もうそう)の中(なか)で何(なに)を手(て)に入(い)れた? たったひとつの真実(しんじつ)の唄(うた) るりらるりら この歌声(うたごえ)は 誰(だれ)の元(もと)へと届(とど)くのかな? 詞(ことば)という鍵(かぎ)を手(て)にいれ 開(ひら)く未知(みち)の扉(とびら) 欲(ほ)しいと願(ねが)って手(て)に入(い)れたおもちゃを 両手(りょうて)で抱(かか)えて窓(まど)から捨(す)てたの 満足(まんぞく)することのない人間(にんげん)たちよ 何(なに)を望(のぞ)み何(なに)を手(て)に入(い)れる? 疲(つか)れたならば今(いま)はただ 眠(ねむ)りなさい るりらるりら この子守唄(こもりうた) あなたの心(こころ)癒(いや)せるかな? 欲望(よくぼう)という罪(つみ)を抱(かか)えて 今(いま)は夢(ゆめ)を見(み)ている るりらるりら この歌声(うたごえ)は ぜんまい仕掛(しか)けの子守唄(こもりうた) あなたが廻(まわ)してくれないと 止(と)まってしまうの 花(はな)のような思(おも)い出(で)たちも 泥(どろ)のようなトラウマさえも 廻(まわ)り続(つづ)けて溶(と)けていくの すべてわたしの中(なか)で