淋しい猫 夏が来ると 芙蓉の花が咲きます 小さな部屋に お前は足の悪い猫と すんでいた 死んでしまえばいいとゆう 若いお前の口癖は どこかあの花にいています 夏が来ると 芙蓉の花が咲きます わ不幸の通りで 酒を飲んでは喧嘩うる 古いコートのろりた着て 二十四の春 生きるすべなく どこかあの花にいています 夏が来ると 芙蓉の花が咲きます 寂しいかりやの お前がかわいい抱いてた猫を捨てて どこへにいたのか 雨にぬれたあいつは 芙蓉の花の下で お前を待っている